コストをあまりかけずに長期的に安定した集客を目指したい場合、ユーザーが検索するキーワードで上位表示できるようSEO対策をするのがおすすめです。
しかし、SEO対策はプロに依頼しないと成果を出せないと思われがちですが、基本的なポイントを押さえれば、ある程度成果を上げることができます。
自分でできるSEO対策で重要なのは、ホームページ内のブログです。集客したいお客様(ペルソナ)のニーズに応える記事を作るのがコツです。
ポイントを押さえて作成すれば有効なSEO対策になります。以下の6つのステップを参考にして、記事作成をトライしてみてください。
INDEX
【1】キーワードを選定
集客したいお客様(ペルソナ)の気持ちになって、発信したい情報に関するキーワードを考えましょう。ペルソナは、性別、年齢、職業、居住地、趣味、休日の過ごし方など、具体的な人物像を想定しましょう。どのようなキーワードで検索したのか実際にお客様に聞いたりするのも有効です。
例えば、FEEL DESIGN(フィールデザイン)の場合は、「ホームページ制作 個人」「ホームページ制作 SEO対策」などで検索されるお客様がいます。
次に、イメージした検索キーワードが、実際に、どれくらい使われているのか確認してみましょう。Googleのキーワードプランナーを使うと、そのキーワードが月間にどれくらいの回数検索されているかが分かります。
Googleのキーワードプランナー
【2】解決したい悩みを考える
選定したキーワードから、ペルソナが具体的にどのような悩みを解決したいのかをイメージしてみましょう。
例えば、「ホームページ制作 SEO対策」で検索するユーザーは、「SEO対策もしっかりサポートしてくれる、ホームページ制作会社はないかな…」といった悩みを持っていることがイメージできます。
また、「日焼け止め 子ども」で検索するユーザーは、「子どもでも安心して使える日焼け止めをさがしている」と、具体的な悩みをイメージすることが大切です。
ここで大事なのが、イメージした悩みと、キーワードが一致しているかを確認することです。実際にご自身で考えたキーワードをGooleで検索して、ご自身でイメージした悩みと、上位表示されているコンテンツの内容に乖離がないか、確認してみてください。悩みとキーワードに乖離がある場合、上位表示が難しくなりなす。
【3】見出しを考える
文章を考える前に、見出し案を考えるのがポイントです。文章を作成する前にやっておくと、出来上がりがぐっと良くなります。ペルソナが興味を引く見出しを文章の構成を考えながら作成します。見出しにも選定したキーワードを入れましょう。
例えば「日焼け止め 子ども」をキーワードにした場合、
・子どもに使える日焼け止めの選び方
・子どもにおすすめの日焼け止め5選
・日焼け止めの正しい使い方
・日焼け止めと合わせた子どもの日焼け対策
などが考えられます。
【4】文章を考える
ペルソナをイメージしながらライティングするのがポイントです。ユーザーの満足度を第一に考えたコンテンツづくりに注力しましょう。
ユーザーが文章を読みやすいように、一文が長すぎないように注意するのも大切です。また、文末の度に「~です」で終わるなど、同じ言葉が続く場合は文章のリズムが悪くなるので、「~です」の次は「~ます」にするなど変化をつけましょう。
文章にも選定したキーワード、関連キーワードを散りばめます。
【5】タイトルを考える
最後に選定したキーワードを入れたお客様に刺さるタイトルを考えます。全角40文字前後にすること、「20%増」「2022版」などの数字を使う、「○○○でも簡単」「徹底解説」といった言葉や「疑問形」にするなどもポイントです。
例えば「日焼け止め 子ども」をキーワードにしたい場合、「子ども用日焼け止めはどれがいいの?石けんで落とせる肌にやさしいおすすめ5選」疑問形と数字が入っていて、お客様の目に留まるしかけが入っています。
【6】HTML要素・表示スピードに気をつけてページを編集・公開する
最後に、書き上げた記事をページにします。ここで大切なのは、ユーザーだけではなくGoogleにも読みやすいページを構成することです。
【title・discriptionについて】
ページの情報をGoogleにできるだけ明確に伝えられるように、ページのタイトル(titleタグ)や、説明文であるディスクリプション(descriptionタグ)といったHTML要素を整えます。titleは32文字以内、descriptionは120文字程度が妥当です。
ユーザーにもGoogleにもページの主旨が伝わるように簡潔に作成しましょう。
WordPressで更新をする場合、プラグインを導入することで、管理画面調整することができます。
【Hタグについて】
見出しはSEOにとって特に重要です。Googleは、見出しに使う「Hタグ」をコンテンツの中でも重要な要素として解釈します。「Hタグ」はH1~H6まであります。
FEEL DESIGN(ブルームラボ)がお客様に制作するブログでは
・H1ブログ記事のタイトルとサイトのタイトル
・H2はブログ記事のタイトル
と自動で設定できるようにしています。
H3が記事の中の見出しとして設定していただくかたちになります。
【画像について】
画像を含む場合はできるだけ容量を軽くし、ページの読み込み速度の負担にならないようにします。
ページの読み込み速度が遅くなるとユーザーが離脱しやすくなるだけではなく、SEOにとってもマイナスの要因になるので気をつけましょう。
ページが出来上がったら、誤字脱字の最終チェックを行い、ページを公開しましょう。
まとめ
選定したキーワードと集客したいお客様(ペルソナ)をイメージしながら投稿を書くと軸がぶれない、お客様満足度の高い記事を書くことができます。そしてこの一連の作業が自分でできるSEO対策となります。
FEEL DESIGN(フィールデザイン)ではSEO対策を取り入れたホームページ制作をしています。また、お客様ご自身でもSEO対策ができるよう、ブログやコラムなどの更新コンテンツの導入やSEO対策についてのアドバイス・サポートをさせていただいております。気になる方はお気軽にご相談ください。