せっかくホームページやランディングページをつくっても、そこにたどり着く道筋がなければ、成果につながりません。
ホームページやランディングページを用意する場合、SNSやブログの活用は不可欠と言っていいでしょう。
そして、SNSやブログの活用は、ユーザーが商品・サービスを知ってから購入に至るまでの心の動きに合ったツールを使って段階的にアプローチすることが大切になります。
INDEX
それぞれの段階にあったアプローチを
ユーザーが商品・サービスを知ってから購入に至るまでの心の動き、それを図式化した、マーケティングファネルというものがあります。
ファネルとは「漏斗」のこと。
「購入」までのフェーズには「認知」「興味・関心」「比較・検討」があり、各フェーズに進むごとにふるいにかけられ、ユーザーの数は減っていきます。
商品を知ってすぐに「買って!」と言われて即購入するユーザーはほとんどいないのが現実です。
商品・サービスを購入してもらうためには、ユーザーのその時の気持ちに沿ったアプローチをする必要があります。
ツールを使い分けて「認知」「興味・関心」にアプローチ
「認知」でおすすめなツールはSNSです。
「興味・関心」ではYouYubeやブログがおすすめです。
拡散力が強いTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSは認知を広げるのに有効です。新しい投稿が随時更新される、フロー型のツールと呼ばれます。一方で、古い情報は埋もれやすい特性があります。
YouYubeやブログはストック型と呼ばれ、過去の情報を見つけやすい特性があり、「興味・関心」の段階のユーザーに有効です。フロー型に比べて拡散力は弱めです。
フロー型とストック型はそれぞれのメリット・デメリットを補完し合うツールのため、両方を組み合わせて活用するのがおすすめです。
しかし、あれもこれもと始めると、発信だけに時間がとられてしまうのでフロー型とストック型でひとつずつ選んで取り組んでみましょう。
ツールはそれぞれ特徴があるので、自分の得意なものや好きなものから選ぶ、または、商品・サービスのターゲット(ペルソナ)に合ったものを選ぶのがおすすめです。
「興味・関心」を高める
思ったより成果が出ない場合は、「認知」「興味・関心」のフェーズで止まってしまっている可能性があります。
「認知」から「購入」してくれるユーザーもいますが、そうではないユーザーには「興味・関心」を高めて「比較検討」まで導くための発信も必要です。
ただ、SNSやブログで「比較検討」や「購入」を促すような発信をしてもうまくいかないケースが多いようです。SNSやブログはコミュニケーションツールとしての役割が大きいため、一生懸命セールスの発信をすると、不信感を抱かれてしまうこともあるので、気をつけましょう。
では、なにを発信すればよいのでしょうか。
「興味・関心」を高めるのに有効なのはノウハウ提供です。ターゲット(ペルソナ)が抱える悩みが解決につながりそうな内容を発信し、「興味・関心」を高めていきます。
このフェーズでは情報を蓄積しやすいYouYubeやブログがおすすめのツールです。
「比較検討」から「購入」へと導く
「比較検討」から「購入」へと導くにはLINE公式アカウントやメールマガジンがおすすめです。
LINEやメールマガジンは意志をもって登録してくれているので、「興味・関心」から「比較検討」のフェーズに移行しやすいユーザーといえます。
LINEやメールマガジンに登録してくれたユーザーは「もっと知りたい」と思って動いてくれたので、さらに貴重な情報や想いの伝わるような発信をして信頼関係を築いていきましょう。
LINEやメールマガジンには「購入」へと導くための発信内容も織り交まぜていきましょう。
期間限定の「キャンペーン」などの発信から、本商品・サービスへの案内をして「購入」へつなげていきます。
ホームページやランディングページの成果へつなげる
ホームページやランディングページにアクセスするのは「比較検討」のフェーズにいるユーザーが多いので「購入」につながるような情報を掲載したコンテンツが必要になります。
ユーザーは必ずしも、SNS→YouTube・ブログ→LINE・メールマガジン→WEBサイト・ランディングページという順番をたどるわけではありませんが、このような段階的なアプローチの道筋をつくっておくことで、より「認知」から「購入」へと導けるユーザーが増えるはずです。
FEEL DESIGN(フィールデザイン)ではホームページやランディングページ制作のほか、集客支援として、SNSやブログなどのツール活用のアドバイスも行っています。気になる方はぜひ、ご相談ください。