SEO施策の重要性はわかっていても、刻々と変わっていくトレンドや動向をキャッチしながらサイトを運営していくのは大変です。そんな時に助けになるのがサイト運営をSEO施策の面からサポートしてくれる様々な分析ツールです。
今回は自社のサイト分析や内部施策に役立つツールを紹介します。初心者でも比較的使いやすそうで、かつ無料(一部使用制限あり)で使えるものが中心です。
まずは自社サイトの基本事項をチェック
まずは内部施策として自社ホームページがきちんと作られているか、基本的なところをチェックしていきましょう。Google検索エンジンで重要視されるている「titleタグ」「meta descriptionタグ」「h1タグ」の3つのタグに的確な内容が入っているか確認できるツールをご紹介。
titleタグ、metaタグ、h1タグとは?
titleタグ
検索結果一覧に出てくるタイトル(見出し)です。自社名やブランド名などと重要キーワードを組み合わせ、かつユーザーが一目で理解できる内容にする必要があります。
meta descriptionタグ
サイトの紹介テキストです。120字~程度に収めつつ、キーワードを盛り込みましょう。
h1タグ
サイト内の大見出しというポジション、検索エンジンがチェックするシグナルなのでここには重要キーワードを入れます。
SEOチェキ
http://seocheki.net/
見ていただけるとわかりますが、タグの内容チェックだけではなく、キーワード毎の表示ランキングや被リンク数、発リンク数などさまざまな要素を見ることができますので、まずは自社サイトの現状を把握するのには十分な機能です。
修正したい箇所が発生したら、ご自身で、もしくは制作会社と相談をして反映していきましょう。
SEOキーワード関連ツール
SEOの内部施策としてキーワードの選択はとても重要です。キーワードの選択やキーワードが成果をあげているかどうかの確認を手助けしてくれるツールをご紹介。
goodkeyword
https://goodkeyword.net/
「検索需要のあるキーワード」「関連キーワード」を発見する事ができるツールです。
目的のキーワードを入力すると関連キーワードが表示されます。ホームページのコンテンツやブログ記事を書く際に参考になります。
※日本国内の検索エンジンのシェアはGoogle(約90%)がBing(約7%)を圧倒的に上回っていますので、キーワードを選ぶ際はBingのみに表示されているキーワードは避けたほうがよいです。
Googleキーワードプランナー
https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/
目的のキーワードは「具体的にどれぐらいの検索数なのか」をリサーチするのに役に立ちます。
Googleキーワードプランナーについては無料で使う方法を紹介しているこちらの記事も参考までにご覧ください。
キーワードの検索順位の推移がわかるツールです。SEO施策の途中経過や結果を見るのに役立ちます。ダウンロード&インストールが必要ですがすぐに終わります。順位の推移まで見れる無料ツールはあまりないので要チェックです。
SEO TOOLS
http://www.seotools.jp/
こちらは狙ったキーワードがサイトに埋め込まれているか、そのキーワードで成果が上げられているかどうかが確認できるツールです。もし思ったような結果が得られない場合は、見直す必要がありそうです。
いかがでしょうか。今回ご紹介したものは基本的に無料で使えるものばかり、かつなるべく個人情報等を登録しなくても使えるものをピックアップしています。自社サイトを見るように競合他社のサイトチェックも可能です。目標とするサイトがあれば分析してみるのも良いかもしれません。ぜひ使ってみてください。