※この記事は2018年に公開したブログ記事「PCでもスマホでも!ブログを見やすくする3つのポイント」の改訂版です。
みなさんは、インターネットをスマートフォンで閲覧することが多いですね。当然、みなさんが運営している(制作予定の)ブログもスマートフォンで閲覧される可能性が高いです。そのためブログ記事はスマートフォンでの見やすさを意識して作成する必要があります。
INDEX
インターネットの利用率と利用端末
LINE株式会社(以下、LINE社)が、2022年下期のインターネット利用環境に関する調査を実施いたしました。
以下、調査結果になります。
- 「スマホ」でのインターネット利用者は全体の97%で、調査開始※以来継続して今回も最多を維持。「PC」の利用者は42%と前回調査と変わらない結果となった。※2016年4月~
- 構成比としての最多は「スマホのみ」の利用者で、56%と前回調査(54%)より微増した。
- 「スマホとPC」の併用は42%で、「PCのみ」の利用者は前回調査同様に1%となった。
LINE株式会社:〈調査報告〉インターネットの利用環境 定点調査(2022年下期)
この調査結果より、ホームページもブログもスマートフォンでのインターネット利用者に向けて必ず対応しなければいけないことが分かります。
スマホを意識した『見やすさ』を考慮する
パソコンとスマートフォンでは1行あたりの最適な文字数が違い、機種によっても違います。文字大きめ設定をしているともっと1行あたりの文字数が少なくなります。
そのため、スマートフォンでも見やすいように、と、1行の文字数を少なめに制限しても機種や個人の設定によって、変な位置での改行となってしまいます。
また、1行の文字数を少なめにすると、パソコンではスクロールが増えて嫌、という意見も。1行の文字数を少なめにして改行させることが『見やすい』とは言い難いということになります。
以下、スマートフォンを意識した『見やすいブログ』5つのポイントをご紹介します。
【ポイント1】 読点で改行する
PCでは気にならない改行も、スマートフォンでは変な位置で改行され、読みづらくなってしまいます。
そのため、無駄な改行はNG。句点で改行はせず、読点までは改行せずにで書き切るのがベスト。
【ポイント2】 パソコンで、3行程度の段落分けをする
1段落の行数が多くなると、スマートフォンでで読んだ時に広めの行間が少なく、大きな文字の固まりになってしまいます。パソコンでは3行でもスマートフォンで見ると5行から7行程度になることも。文字の大きさにもよりますが、パソコンで、1段落3行以内におさめるとベスト。
【ポイント3】 小見出しや写真を入れる
いくつかの段落ごとに大見出し、小見出しを使い分けて入れると、メリハリがついて見やすくなります。さらに写真や図をいれると、視覚的にイメージが伝わり、見やすさアップにつながります。
【ポイント4】太字・マーカー、囲みなどでメリハリをつける
強調したい箇所、見出しではないけど項目名のような箇所は太字にしたりマーカーをつけるのがおすすめです。また、他の文章と違うリスト表示や詳細説明などは囲みをつけるとメリハリが出て見やすくなります。
過剰な装飾はかえって読みづらくなってしまうので、適度なメリハリで読みやすさに配慮しましょう。
【ポイント5】スマートフォンで必ずチェック
公開前に一度プレビュー画面などを利用してスマートフォンで必ずチェックしましょう。自分の予想とは違う見え方になっている可能性があります。このひと手間で、「読みやすさ」がアップします。