SEO対策の基本!《初心者向け》サイト構造の最適化とは?-ホームページ制作ブログ|WEB制作はFEEL DESIGN

SEO対策の基本!《初心者向け》サイト構造の最適化とは?

2023.5.15 ホームページ制作SEO対策
SEO対策の基本!《初心者向け》サイト構造の最適化とは?

※この記事は2018年に公開したものの改訂版になります。

SEOとは?初心者向けに解説。自分でできるSEO対策も」の記事でSEO対策についてわかりやすく解説しました。

今回はSEO内部施策(ホームページ内部で行う施策)のひとつとして重要な、「サイト構造最適化」について解説します。

サイト構造とは?

サイト構造とは、WEBサイトの全体の構成を指します。具体的には、WEBサイト内の階層や内部リンク、コンテンツの構造になります。

サイト構造の最適化は、WEBサイト内の階層や内部リンク、コンテンツの整理、と言えます。最適化することで、ユーザーが情報を探しやすくするだけでなく、検索エンジンの理解やランキングにも影響を与えます。

したがって、サイト構造を最適化することはSEOの一環としても重要です。自社のWEBサイトがSEOの成果が出ていない場合は、サイト構造を見直すことが効果的な場合があります。

ディレクトリとは

サイト構造を考えるうえで欠かせない要素が「ディレクトリ」になります。

ディレクトリは、WEBサイトを構成するファイルを保管する「フォルダ」のようなもので、サイトの階層に合わせて配置されます。

WEBサイトを公開するためには、さまざまなファイルをサーバーにアップロードします。これらのファイルがバラバラになると、サイト内のコンテンツが散乱してしまいます。そこで、ファイルを「大カテゴリ」「中カテゴリ」「小カテゴリ」などに分類し、階層を構築して整理します。

サイト構造という言葉は、主にディレクトリ構造を指すことが一般的です。ただし、サイト構造にはディレクトリ以外の要素もありますが、この記事では特にディレクトリ構造をサイト構造として扱います。

例えばFEEL DESIGNのホームページを例にしてみると…

ディレクトリとは

「SERVICE(サービス案内)」「WORKS(制作事例)」などのディレクトリを作成し、そこに各コンテンツのデータを分けて置いて、スッキリと整理した状態にします。

ディレクトリ表示は下記のように、スラッシュで区切ります。

例)制作事例→/works/

さらにこのディレクトリの置く場所を決めます。

①トップページ  https://feel-design.jp/
②制作事例   https://feel-design.jp/works/

これは①の下の階層に②の制作事例ページのデータを格納している、という意味になります。

「ディレクトリ」はコンテンツ毎の小さなまとまりという位置づけで、情報量が多いサイトであればひとつのディレクトリの下にさらにいくつかのディレクトリを置く、という構造になったりもします。

そして、このディレクトリは各コンテンツのURLとなり、URLをブラウザで開くと、各ディレクトリ内のデータが表示される仕組みになっています。

SEO的に最も大事なポイントはディレクトリ名に準じたコンテンツが、きちんと格納され表示されているか、というところです。Googleではクローラー(検索エンジン内を巡回&監視するプログラム)でサイト構造をきちんとチェックしているので、ディレクトリ名と内容がバラバラであったり、関係のないリンクが貼られていたりすると、サイト全体の評価が下がってしまいます。

URLはわかりやすく

URLはわかりやすく

ディレクトリ名は検索結果でも表示されるため短くわかりやすく、ページタイトルはキーワードを含む、コンテンツ内容を明確に表したものを入れるようにしましょう。

サイト構造を最適化するメリット

サイト構造を最適化することはユーザーと検索エンジンの両方にとってメリットがあります。

1.ユーザビリティの向上

サイト構造を最適化することで、ユーザーがWEBサイト上で必要な情報を簡単に見つけることができます。階層が浅く、直感的なナビゲーションが提供されることで、ユーザーは迷わずに目的のページにたどり着けます。これにより、ユーザーの満足度が向上し、WEBサイトへの再訪や口コミの増加につながります。

2.検索エンジンの理解とランキング向上

適切なサイト構造は検索エンジンにとっても重要です。検索エンジンのクローラーはWEBサイトを巡回し、情報を収集しますが、サイト構造が複雑だとクローラーがページを見つけるのが難しくなります。最適化されたサイト構造は検索エンジンにとって理解しやすくなり、インデックスに適切に反映されるため、WEBサイトのランキング向上に寄与します。

3.サイト管理の容易化

サイト構造を最適化することで、WEBサイトのメンテナンスが容易になります。階層が整理されていると、新しいコンテンツの追加や既存のコンテンツの更新が効率的に行えます。また、リンクの管理も簡単になり、リンク切れや不整合の問題を予防することができます。メンテナンスがスムーズに行われることで、WEBサイトの運営コストや労力を削減できます。

SEO効果の高いサイト構造を実現するためのポイント

サイト構造を最適化してSEO効果を高めるためのポイントを解説します。

1.フラットな階層構造を目指す

サイト内のページが浅い階層に配置されているほど、検索エンジンがページを見つけやすくなります。フラットな階層構造を作るためには、ページ間のリンクを適切に配置し、ナビゲーションメニューや内部リンクを活用して関連ページへのアクセスを容易にします。階層が浅いほど、ページの重要性が高まり、検索エンジンからの評価も向上します。

2.ユーザー目線でカテゴリを設定する

カテゴリやメニューの構成を、ユーザーが求める情報や関心事に合わせて設計します。ユーザーがWEBサイトを利用する際に、直感的でわかりやすいカテゴリ分類やメニューが提供されると、情報の探索が容易になります。また、キーワードを適切に利用してカテゴリ名やページタイトルを設定することも重要です。

3.シンプルなURLにする

シンプルでわかりやすいURLを作成すると、検索エンジンからの評価やユーザーの利便性が向上します。また、シンプルなURLは共有やリンクの管理も容易になります。

4.サイトマップを作成する

サイトマップは、WEBサイトの全体像を示すページで、主要なカテゴリやページの階層構造をまとめて表示します。サイトマップは検索エンジンにWEBサイトの構造を理解しやすくするだけでなく、ユーザーにも全体像を提供する役割を果たします。サイトマップはHTML形式やXML形式で作成し、WEBサイトに配置します。

サイト構造は定期的に見直す

サイト構造を定期的に見直すことは大切です。

時代が変わると、人々の検索ニーズも変わります。そのため、サイト内のカテゴリ名が検索ニーズに合っているか定期的に確認しましょう。

新しく追加したコンテンツやディレクトリが、適切な場所に配置されているかをチェックしましょう。また、ディレクトリ内のコンテンツが増えると、間違ったディレクトリにコンテンツが混ざってしまうこともあります。

ディレクトリだけでなく、サイト全体の構造が正しくなっているかを確認することが重要です。

この記事を書いた人 Ayumi

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