前回の記事に続き、今回は具体的な内部施策の詳細について触れていきたいと思います。その前にSEOとはなんぞや?の基本概要を知りたい方はぜひ、前回の記事からチェックしてみてくださいね。
SEO初心者に向けて基本知識をご紹介した今回はSEO施策のキモとなる「検索キーワードの選定」をテーマに見ていきます。
1.ユーザーニーズを理解&想像する
2.キーワードプランナーを使ってみよう
1.ユーザーニーズを理解&想像する
検索キーワードを選定する時に考えたいのは、キーワードの背景にあるユーザーニーズです。“ターゲットとなるユーザーはどんな人物で、どんなことを考えるか、どんなことを欲しているのか”を紐解くことで、有効な検索キーワードを導き出せます。
「英会話スクール」を例にして考えてみましょう。シンプルに自社の商品やサービス内容をキーワードにすると、「英会話教室」「英会話 東京」など、需要のありそうなキーワードは思いつきやすく、わかりやすいですね。こういったわかりやすいものをキーワードとして選定するのも大切です。さらにプラスするかたちで、ユーザーが検索行動を起こすまでの「事情=ニーズ」を想像してキーワードを考えてみることで、ユーザーの心理をおさえたキーワードを幅広く拾い上げることができます。
例えば・・・
ユーザーニーズ(事情)から選出されるキーワードとしてこんなものが考えられます。
●どんなスクールがよいかわからない→
「おすすめ」「比較」「ランキング」「体験」「口コミ」
●お金をあまりかけられない→
「安い」「料金比較」「格安」「月謝」
●仕事で急に必要になった→
「ビジネス」「短期集中」
●通う時間があまりない→
「オンライン」「カフェ」「アプリ」「ネット」
●個人で習いたい→
「個人」「マンツーマン」「プライベートレッスン」
「英会話 安い」など主軸サービス(商品)の後に、ユーザーニーズを汲み取ったキーワードを選定するのが有効です。自社のサービスの特徴や、使って欲しいシチュエーションを明確に打ち出しつつも、ユーザーニーズも理解したキーワードを抑えていきましょう。
2.キーワードプランナーを使ってみよう
またキーワードを選定する上で役に立つのが、Googleの提供するツール「キーワードプランナー」です。
https://adwords.google.com/ko/KeywordPlanner/Home
これはGoogle内で検索されたキーワードの過去現在の検索ボリュームや、関連して検索されているキーワードがわかります。
キーワードのトレンド、多くの人に検索されたキーワード(=ビッグワード)が分かります。
もちろんこのビッグワードをサイトに入れるのは大事なのですが、それは同時に競合他社もおこなっています。
1.でおこなったユーザーニーズを理解&想像するというステップを踏んで、
自社のサービスと合致するキーワード
ユーザーニーズを捉えたキーワード
キーワドプランナーで表示されたキーワード(=ビッグワード)
をピックアップし複数盛り込んでいくのがポイントです。
ホームページ制作や運用では、SEO意識した検索キーワードの洗い出しをしておくと、アクセスアップにつながるコンテンツ作りにつながります。
Googleキーワードプランナーについては無料で使う方法を紹介しているこちらの記事をご覧ください。